吃音(どもり)ネタを貼ってくブログ

コミュニケーションは、話し手と聞き手、つまり「あなた」と「わたし」とで成り立っており、吃音はその障害です

上の子を泣かしてしまいました

上の子(小4,吃音持ち)が日直を連続失敗(言葉が出て来なかった)を踏まえ、
担任とどうするか?
上の子と担任でルール決めをしてほしいって事で担任から「○○の場合どうすれば?」と言う質問が来て、先週は上の子に聞き取り調査を。
今月中にもう一度日直ありそうなので今週中にはルール決めとかないと。
担任は2人が難しいなら妻か俺が入って3人でもいいので話し合い(ルール決め)したいと。


までも、イヤイヤなんだな、上の子が。すっかり担任を嫌ってしまい。
んで何回か聞いてるうちに気づいたことが。
1.吃音の事を下の子や同居してるジジババには聞かれたくない。
2.「いつか治る」という漠然とした考えがありそう。
3.日直は担任のプレッシャーで言えなくなってるので担任が悪い


夜、下の子が寝てから(ジジババも自分達の部屋で就寝)妻と3人で話しました。

○逃げちゃダメ
○お前だけでなく、周りも困ってるんだからルール決めるとお互いに楽になる
吃音は一生治らない
○どもらないのが本当の自分ではなく、どもるのも本当の自分。
○音読をして発声練習をして自分なりのどもらない方法、声を出せる方法を見つけよう
○自分は「手足を動かす」と声が出せるようになった。
○自分の経験だと「皆の前で大きな声を出せば出すほど」どもらなくなった
○日直当番は絶好の練習になる。
○先生もどもりを知ってて、クラスメールも知ってるのだから皆の前でどもりながら話す練習をしよう。
○中学高校になると今の恵まれた環境は作れないかもしれないので今、やろう



上の子は過呼吸っぽくなり、シクシク泣きました。


泣かせてしまいました。


自分も子供の頃、どもりは治ると思ってました。
「10歳になったら治る」
「小学卒業すれば治る」
「中学卒業したら治る」
「ハタチになったら治る」
治りませんでした。
44歳の今も治ってないです。


小学校2,3先生で吃音が残っていたら、もう治らない。
吃音と一生付き合う、折り合いをつけるしかない。


吃音関連のサイト見てると「吃音も自分だから愛おしい」なんて記述をみるけど、嫌悪しかない。
吃音は邪魔なものだ。イラナイもの。

そりゃ、吃音持ちだから繋がった縁もあるし、それはこれから大事にしないといけないと思うけど、
吃音が無ければ違った縁がもっと沢山あったかもしれないと思うと、悔しい。
子供達には同じ思いをさせたくない。