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吃音(どもり)ネタを貼ってくブログ

コミュニケーションは、話し手と聞き手、つまり「あなた」と「わたし」とで成り立っており、吃音はその障害です

卒団式で吃音(難発)のうちの娘が発表できるように準備してくれたこと

自分や家族の吃音話 私見・戯れ言

上の子は小4から教室内では日直、自由研究等、みんなの視線が集まる、静まり返った時は発話できない状態です。
授業中もルール(手は挙げるけど話せない時はグー)を決めていますが当ててもいい「パー」を挙げる事は今のところ1度もないようです。
までも徐々に発話できるようにはなって、班での話とかパート練習でとか、周りの子にコソコソとかそういう時は発話できるようになりました。
知らない人にも注目が集まらなければ?吃りながら話せるのでレストランやコンビニで注文もできます。

昨日、そんな上の子の卒団式でした。
正確には部活(吹奏楽)のコンサートがあって、その後に卒団式。

卒団生(小6)の子が発話する事は以下
①式前に会場で流す用の収録(1人)
②コンサート中、曲紹介と説明(2人1組)
③コンサート中、合唱中の呼び掛け(基本1人)
④卒団式で皆への感謝を伝える(1人)


準備してくれた事

①会場で流す用の収録(1人)
セリフは自分で考えて、ビデオ録画。いいずらい言葉は先生も妻も交えて言いやすい言葉に置き換え。撮り直しもOK

②コンサート中、曲紹介と説明(2人1組)
事前練習でいいずらい言葉を置き換えたり、コンビの子に言ってもらうように調整

③コンサート中、合唱中の呼び掛け(基本1人)
1人での呼び掛けは基本無くし、全員又は復唱(2人)での呼び掛けに変更していただいたようです

④卒団式で皆への感謝を伝える(1人)
紙を用意し、言えない時に誰かに代読してもらえる事を了承してもらい、娘が準備調整しました

式の前に娘は北海道言友会の女子会や吃音キャンプで知り合った女の子や前任のことばの教室の先生に「見に来て」って手紙を送ってて。
家では1人で(風呂とか自分の部屋)では練習してたようだけど「人の前で練習した方がよりいい」って話を粘り強く話したので
式前日、前々日だけだけど、下の子が寝てから(23時以降)妻と二人で練習してくれました。

式前、娘は「クラスメートに(大勢の前でも喋る事ができる)自分を見て欲しい」って言ってた。


当日。会場は町内の音楽ホールで開かれました。会場には300人位でした。卒団式は100人いなかったような。
この時期雨が降る、自分も経験したことないような酷い天気だったのですが手紙を送った人達は全員来てくれた。ありがとうございます。
娘は会えなかった感じだけど、伝えるととっても喜んでた。


実際どうなったか書くと
①最初録画したのは声が小さく、当日撮り直していい感じに撮れたそうです。結局他の理由もあり会場内では流しませんでした。でも後日DVDで配布予定
②吃りながら詰まりながら大きな声で発話できました。
③復唱(2人)での呼び掛けで全く問題なく大きな声で発話
④言えなくて1分位考えて自分から頼んでいた友達に代読してもらました。変な雰囲気にもならず。


②ができた事、ことばの教室の先生や手紙を送った子の保護者の方達まで泣いて喜んでくれて。
④出来なかったのは残念だけど準備しといて、代読できるようにしてくれて凄く助かりました。

妻もコンサート中の300人の前で娘が発話できた事で泣いていました。
娘もそうだと思うけど、どう接していいか悩んでいた学校の先生達が結果出て嬉しかったと思う。


自分的は「折角の機会。試練だと思ってやらせる」って強く意気込んでいたのだけど
「キラキラ続編」を読んた直後だったかもしれないが「みんなの前で話させなくても良かったのではないか」って想いが強い。
でも今まで
「大学生になって1人暮らし始めてから引きこもり」
「今まで子供が歩く道を私が綺麗にしすぎたのではないかって悩む保護者」
を見てるので複雑な気持ちだ。

本人は言いたかったのだからこれで良かったのだと思いたい。

後、小6の娘は卒業式がある。
ビデオ撮りも出来たし「言いやすい言葉探し、1人で難しそうなら復唱で」って成功事例、学校の先生達にも保険が出来て良かった。