吃音のために自分の性格は随分歪んだと思う。
と言うか、吃音によりうまく周りとコミュニケートできなくて、友達が作りづらくって。
小学、中学は「仲のいい友達」っていなかったように思う。
でも放課後学童でとか、塾とか、原っぱに集合(で草野球)とかってのはあった。
昼休みもボール蹴って遊んでたし。
だから普通は「常に一人」という状態はあんまりなかったかな。
だけど遠足とか修学旅行とか「班決め」が本当にドキドキで。
夏休み冬休みは常に一人。暇だったなぁ。自転車でウロウロしてたわ。
部活は興味なかったのもあるけどやらなかった。
でも放送部は小学中学とやってて、裏方。
給食とか放送室で食べればいいし放課後も放送部にいれば遊べたし。
中学はテレビ見てたかなぁ。
長女(現在小3)の環境改善と言うか、大変。
長女は頑張ってるんだけど、色々あった関係でクラスでは一人な事が多いようだ。
部活(スクールバンド)に時期遅れで入ったのだけど、同じパートの人たち、
というか周りと馴染めていない感じだ。
今月、親含めでバイキングレストランで慰労会みたいなのあったのだけど
入ろうとしたトコには入れず、誘ってくれたトコには上級生に拒否され(誤解だったと弁明されたが)
結局奥サマのトコにいたらしい。
長女には「もう吃音直らんからなんとかしよう」って話をしている。本人も受け入れたと思う。
難発なので歯科矯正でワイヤーもあるので唾が飛ぶらしく周りにイヤって言われた事があるらしい。
「唾が飛ぶ」てのは俺も言われた事がある。女子はそういうの厳しいそうだな。
力まないで発話するテクニック(息を少し吐きながら...とか)があるのでそういうの再度言いたい。
んで吃音絡むかわからんが「プライドが高い」と思う。「自己防衛反応」が高いと言うか。
「過剰反応」なんだよな。周りにどう見られてるのか不安なんだろうな。
長女の愚痴を聞くのは奥サマか、「ことばの教室」の先生。
「ことばの教室」の先生は今年変わったのだけど、信頼して奥サマも驚くぐらい色々話してるらしい。
月1程度で行ってるのだけど、管轄が小学校ではなく、町の保健課。教育委員会だったかな。
親でも小学校でもないってのもいいのかも。
俺にも相談してくれればいいと思うけど、
一時期そういう時期もあったから「チチに相談しても無駄」って判断されたんだろなぁ。
最近次女に対する言葉がキツイ。この時期特有で吃音関係ないとは思うけど。
周りに言われるのヘコタレナイ「自己肯定力」を上げたいとは思うけど
それって「周りに文句いう事で自分を誇示する」って方法でなくて
「周りも尊重して、自分も尊重する」って感じが理想ダケド。小3では無理だよね。
テカ自分は無理でした。
44歳の今もできてるかと言えば、どうだろ。
こんな本があります
- 作者: 中島義道
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/02/28
- メディア: 文庫
- 購入: 9人 クリック: 56回
- この商品を含むブログ (81件) を見る
この人は哲学者で正直とってもクセがある人。
レビューで中身を探ると
「相手の気持ちを考えろよ!」
「ひとりで生きているんじゃないからな!」
「おまえのためを思って言っているんだぞ!」
「もっと素直になれよ!」
「一度頭を下げれば済むことじゃないか!」
「謝れよ!」
「弁解するな!」
「胸に手をあててよく考えてみろ!」
「みんなが厭な気分になるじゃないか!」
「自分の好きなことがかならず何かあるはずだ!」
について、どれだけ嫌なのか書いてるそうな。
学生時代に言われたし、長女に言ってる言葉もある。
「もっと素直になれよ!」は特にバイト時代に言われた。
どもりの難発だから話すタイミングってナカナカ訪れないので寡黙になりがちで。
嫌だったなぁ
注意するのも色々考えないと。親だからそこまで考えなくていいのか。
この本の著者は別の本で親の事を
"親はただ君の安全と人並みの幸福だけを
願うアメーバ並みの単純で低級な生き物"
"危険なことを嫌い、世の中から排斥されることを嫌い、
ただただ堅実に生きてほしいと願う善人ヅラした単純細胞"
と書いてるからね。自立は大事だし。