吃音(どもり)ネタを貼ってくブログ

コミュニケーションは、話し手と聞き手、つまり「あなた」と「わたし」とで成り立っており、吃音はその障害です

ブログを隠す隠さない

妻にこんな情報が
「○○ どもり ○○」で検索するとうちの子の話が出てくると「子供」が言ってた。
(ここか、日記代わりの別ブログが引っかかって読めるらしい)

日記代わりの別ブログはもう10年。
上の子が生まれる前からの事(9割が浦和レッズネタなのですが)が書いてあります。
見てますよ!って言われたり、アクセス状況見て「この日は半年分知り合いに読まれたな」って判ったので
「クラスメートとか、ご近所とか、の”親(大人)”に見られる。先生にも見られる」のを前提に書いてます。
普通は普通に書いてるけど、賛同者増やしたいとか、子供を守りたいとか。そんな気持ちが入ることもある。

問題だと思ったのは「親」でなく「子供(高確率でクラスメート)」が読んでて、
それを「うちの子が知らない」と言う事。

妻から相談メールに返信。
・まず子供に「父のブログをクラスメートが読んでるかも」と報告
・「見られないようにしたほうがいい?」と聞いてみて
と。
元々変な事は書いてないつもりなんだけど。
検索だと「どもり」「吃音」でブワっと出てくるのでそれだけでも効果あるかなぁとか
予定よりちょっと早目に帰宅して、ドキドキしながら。


「母さんから聞いた」「そのままでいい」と言う返事。


「ほっ」としたと言うか、「そうだよね」って言うか。
「強くなったな」って思った。


とは言え、グーグルではそのキーワードでは引っかからないように文言変更した。
切り口を変えればまた出てくるし、今でも「リアルで会ってる人は分かる」内容のままで。
数日後にはキャッシュも更新されるからほんの少し判りづらくなると思う。


んで、そこまでして公開する必要があるかって事。
吃音って「言語障害」「障害者手帳にはない障害」
「困ってる人」「オカシイって思う人」が声をあげないとダメだと思うのだ。世の中甘くない。

自分が吃音諦めて上京して活動的になり始めて。浦和レッズに出会いのめり込み。
その時「周りを巻き込めば(聞けば)、大騒ぎすれば動き出す」って方法で問題提起を何回かして。
マスコミに叩かれた事もあるし、呼び出しと言うか「お前まず正座」とかもあるし。鉄拳制裁は無かったけど。
駒場と国立しか知らない、20世紀の話だけどさ。その方法はアリだと思ってる。

でも吃音にそれが通用するかって、正直判らないと言うか、配慮しないとダメだって。
浦和レッズの時(浦和レッズを強くしたい)と違って「目線が合わない」ようだ。

自分にとって大事なのはうちの子供達が吃音に負けないようになる事。
自分は父親のお通夜、22歳で吹っ切れたけど、もっと早く吹っ切れる(受け入れる)ように。
それには環境整備だって、これもその一環だと思って。