吃音(どもり)ネタを貼ってくブログ

コミュニケーションは、話し手と聞き手、つまり「あなた」と「わたし」とで成り立っており、吃音はその障害です

吃音持ちの上の子の最近の様子

小学校4年生の上の子(吃音持ち)の様子。
結構な難発状態です。

上の子は2学期?の目標に「吃音を知ってもらう」を掲げ、他の子達の目標と同じように教室内に貼ってました
なので吃音を隠すとかはしていません。

1学期の半ば、4年生になって2回目の日直から場面緘黙状態で全く声が出なくなっていました。
月に1度は日直回ってくるのですがそのたびに言葉が出てこない状態に。
(偶然参観日に日直で自分もその場面を見ることができました)

その頃から「皆の前で発言」を嫌う、避けるようになってた。

夏休み前?に「物語を書く」課題で吃音の子を主人公にしたのを書いたと聞いてて。
それを昨日読めたのだけど、切なかった。
記憶で書くと
・主人公の女の子は吃音持ちで学校に行きたくないと
・起きたら未来の病院で手術や訓練で吃音治った
吃音持ちの2人の女の子と出会い、親友になった
・戻らなくてはならない事になり3人で泣いた
・元に戻ってしまったけど、3人それぞれ頑張れる
的な話だったような

学芸会でもセリフを出すべく、本人も先生たちも尽力してくれたのですが言えなかったです
(言えない場合を想定した練習もしてたので劇自体はいい感じでした)
本人は見た目は動揺して無かったと思ってたのけど直後の個人面談の時に感想文読むと相当ガッカリしてたようだ。

学芸会後の日直でも場面緘黙状態が変わらないならば、学校内に今年できた「ことばの教室」(下の子は通ってる)(授業中や部活練習前に抜けるのはイヤって理由で通ってなかった)
に通わせると本人に言ってて。

個人面談でお願いして、尽力していただき数日後から授業抜けて通うことに。
本人も納得と言うか、前向きになってた。

それから1ヶ月は経ったかな。
「ことばの教室」は楽しいと。言葉を出す具体的な練習もしているようで
日直の練習もやってから、日直。
実際はあんまり言えなかったようだけど本人は「少し言えた!」ととっても前向きになってた。
良かった。
連絡帳を見ると「ことばの教室」の先生は反省しきりだったけど、良かった。
担任からの記述もあり「最近挙手が増えてとっても嬉しい」と。
ことばの教室効果と、この前テストでクラスで1人だけダブル満点とかもあったので
少し自分に自信、「自己肯定力」が上がったのだと思う。


「ことばの教室」に通い始めて、上の子はいい方向に向かってると思う。
先生たちの尽力と、吃音に立ち向かうべく、本人も努力してると思う。
そんな、2013年12月17日。