吃音(どもり)ネタを貼ってくブログ

コミュニケーションは、話し手と聞き手、つまり「あなた」と「わたし」とで成り立っており、吃音はその障害です

朝日新聞の吃音記事補足説明的な

twitterから


そうだよね。


朝日新聞吃音記事補足説明的な、南先生(今回の記事にも出てた)のツイート纏めて

「札幌の医療機関で働いていた看護師さんが自殺した。」このニュースは昨年も地元新聞やテレビで報道されました。今回は全国紙でのほうどうでしたので、反響が今まで以上に大きいです。すでに何件か問い合わせがありました。ご家族とも話しましたがこのようなことが広く社会の中に広まって欲しい。→

広まって欲しいけど、本当に遺族が言いたいことはなかなか伝わらないということでした。報道できることと家族の思いのずれはどうしてもあるものだと思います。しかし、もっとずれているのは「吃音があるなら、あっても困らない職業を選んだらよかったのではないか」という議論です。→

おそらく、「吃音があるなら」と思っている人は親切心で言っているのでしょうね。ですが、吃音のある人の中には「もし吃音がなかったら今とは違う、こんなことがしたかった。出来るはずだ」と思っている人も多いと思います。単に夢を見てるだけということではありません。→

これは夢を諦めさせられてきたからです。吃音があって、本当にできない職業ってあるんですか?その前に、周囲の教育関係者、小児科医、耳鼻科医の皆さんは吃音のことをどれだけ知っていて「様子をみましょう」「親の育て方の問題です」「大人になれば治ります」と言ってきたのでしょう。→

「医療機関の病院でどうして吃音の事が理解されなかったのか」と疑問に思う方もいらっしゃるようです。医者も看護師も自分の専門のことは必至で勉強しますが、一つ専門外になると全くわからないと言うのが実情だと思います。だからこそ、吃音のある当事者が事実を、支援を訴えないとならない。→

昨年7月に八戸市で開かれた「日本小児診療多職種研究会」というものに、吃音のある仲間4人で発言をしてきました。それぞれ医師、研究者、言語聴覚士、当事者団体の代表でした。その公開講座に参加された方々の中に医師は片手で数えられる程度であったと聞きました。今年は東京であるそうです。→

吃音のある人は自分の吃音を隠したいけど隠しては広まらない。そういうジレンマの中に生きていると思います。だからこそ理解して欲しいのは、私たちのように吃音のある人は必ず生まれてくるけど、その人たちに私たちと同じ苦しみを与える続ける必要はないということです。

吃音持ちでも看護士って少なからずいるんだよね、介護系を含めると更にもっと。
前のにも書いたけど「吃音持ちです」とカミングアウトしてその職場に入ったのに、吃音の事で精神的に追い込む結果になった。
職場の規模は判らないけど、現場では判っててやってる、イジメ、パワハラだよね。


STVでは死後2回放送してて。最初は速報的な
放送の動画、まだ残ってた
吃音者の社会的支援を - YouTube
放送後の北海言友会のツイートを貼ったのがココ
吃音持ちの自殺報道 動画リンク貼った - 吃音(どもり)ネタを貼ってくブログ


12月に再度放送してくれて、動画ないので自分で実況したのがココ
札幌テレビで吃音の話視た感想 - 吃音(どもり)ネタを貼ってくブログ
こっちは動画みつからず。
中身的には
「本人の言い分」「ご遺族の言い分」「(吃音持ち支援の貧弱さについて)教育委員会の言い分」
「(職場だった)病院の言い分」
まで取材し、その上で、「支援には理解が必要」だと報じておりました。

自分も「なんで看護士?」って8月の放送直後には思ったんだけど、
12月の放送みると「そんな事無い」「その人の吃音に応じた部署に配置転換すればいいだけ」って考えに変わりました。