自分が読んでる「ことばの教室」の先生のブログに
吃音児童への「合理的配慮」に関しての考察があったのでコチラにも貼り付け。
関西地区の「吃音には触れるな」って主張してる吃音の専門家さんに同調してしまうのは「吃音児童への扱い方」がワカラナイからだと思います。
「ことばの教室」の先生は基本異動人事だし、専門家でない人ですから吃音に限らず試行錯誤のはず。
”指針”があればそれに沿えばいいから試行錯誤なトコは軽減されるよね。全国に広まってほしい。
大変なのは変わらないけど、吃音児童にとって「自己肯定力」をつけさせることが彼・彼女の将来にとって最重要、吃音軽減にも繋がるので踏ん張ってほしいと思います。
うちの子供は配慮されてると思うです。うちの子達、先生大好きみたいだしありがたや~です。
ことばの教室 Therapist's Homepage 吃音のある児童生徒への「合理的配慮」 小林宏明先生のホームページから
このブログに紹介されてる、小林教授のトコ抜粋
(a)
・発話の際に吃音の話し方があっても、そのことを指摘したり、「ゆっくり」、「落ち着いて」などのコメントをしないて、言葉が出るまで待つ。<(1)-2-1>
・話し方ではなく、話す内容に耳を傾ける。<(1)-2-1>
・吃音のある子どもが慌てないで発話出来るよう、教師がゆっくり、ゆったりとした発話で子どもと接するようにこころがける<(1)-2-1>
・吃音があっても、授業中の発表を避けないで行っていることを褒める<(1)-2-3>
・吃音のことを真似したりからかう子どもを注意する<(2)-2-2>
(b)
・通級指導教室で吃音の改善を目的にした通級指導を行う<(2)-1-1>
・かけ算九九を言う際に「早く言うよりも、正確にはっきりと言うことが大切だ」と指導する<(1)-2-2>
・「順番にお話しよう」、「相手の話を良く聞こう」などのクラスのきまりをつくる<(1)-2-2>
・本人や家族の了解を得た上で、朝の会や学活などで、吃音の啓発を目的とした指導を行う<(2)-2-2>
(c)
・健康調べのやり方を変える(例えば、子どもが「はい、元気です。○○さん」の「○○さん」を言うのに困難を感じていたら、次の人を「○○さん」以外の人にしたり、次の人の呼名はしなくてもよいこととするなど)<(1)-1-2>
・かけ算九九を言う際の制限時間を長くしたり、なくしたりする<(1)-1-2>
・授業で音読する際に、2人以上で声を合わせて行うようにする<(1)-1-2>
・「一日○回は、手をあげて発表しましょう」などのクラスのきまりをなくす<(1)-1-2>
・授業の中で行う、かけ算九九や音読、英語のオーラルのテストをなくしたり、別室での試験(子どもと教師の2人だけで)を認めたりする<(1)-1-2>
・学芸会や卒業式の1人での発表やスピーチを吃音が出にくいセリフに変更したり、免除したりする<(1)-1-2>
吃音の言語面や心理面の問題がそれ程大きくなく、性格も積極的で自己効能感が高いお子さんについては、(b)や(c)にあげた「合理的配慮」はほとんど必要ないでしょう。しかし、例えば、吃音の言語面や心理面の問題が大きく、性格も消極的で、自己効能感が低いお子さんについては、(b)や(c)を含めた「合理的配慮」を検討する必要があると思います。