吃音(どもり)ネタを貼ってくブログ

コミュニケーションは、話し手と聞き手、つまり「あなた」と「わたし」とで成り立っており、吃音はその障害です

「FACT FULNESS」教養本で自分を客観視する

水道橋博士の番組でこの本の訳者さんが出てて、紹介されてた。
「10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」
帯には
2019年ベストセラー1位
環境・貧困・人口・エネルギー・医療・教育
学校では教えてくれない「世界の教養」

ちなみに購入した本は31刷でした。

楽しく読める本です。
基本クイズ形式で進んでるから、水道橋博士のご子息で取り合いになったので人数分買ったってのは納得。
小中学生なら自由研究にもってこいだし、高校ならプレゼン系のネタにまんま使える本です。

目次のレイアウトから「世の中を良くしていこう」って気概が感じられるし、
本文にも書いてあるけど「この本を手に取ったあなたから」って、
決して上から目線ではないんだけど、背中を押す、引き上げる的な感じな、とてもポジティブな本。

「おわりに」(実質著者あとがき)でびっくりして、「訳者あとがき」でほろっとしてしまいました。
なんか処世術の「菜根譚」の教えがが脳内再生されましたよ。

最終章で
「自分を疑ってみよう」
「事実を基に世界をみれば、世の中それほど悪くない。もっと良くしていくために自分ができる事は?」


感情に流されず、客観的に、自分を俯瞰で、自分の気持ちを疑って。


吃音改善にも繋がるなぁと。