吃音(どもり)ネタを貼ってくブログ

コミュニケーションは、話し手と聞き手、つまり「あなた」と「わたし」とで成り立っており、吃音はその障害です

「ルッキズム」から「治す治さないに発展しそうで怖い」と思った話

本日3/8は「国際女性デー」です。なので?昨日の新聞には女性の社会進出等々普段より多く書かれていました。
ある人に「既婚者ってそう言いがちだけど、”結婚しない”選択をしたので」と言われ。「俺ダメ、ゼッタイ」と改めて誓った訳です。
ここは吃音ブログなので本題。

「BOOKSTAND.TV」で「トミヤマユキコと『少女マンガのブサイク女子考』について語る! 」がありまして。とても面白かったし、考えてしまった。
yahooで動画視られます。興味ある方は全部
video.yahoo.co.jp

ネタになった本は

少女マンガのブサイク女子考

少女マンガのブサイク女子考

ルッキズム=容姿による差別、外見で価値を判断すること、外見至上主義」そのもの話。

で著者さんは

『カワイイはつくれる』という言葉は、『つくれるのにつくらないのは怠惰ではないか』に容易にひっくり返る、光と影のある言葉だと思っています。

これは吃音と同じで「社会モデル」の話。美なんてお国柄で基準が違うわけで、判りやすい。

吃音は未就学児で治らないと一生モンになってしまう厄介な障害。でも「スキルと積んでくと改善する」障害でもある。
そこで他人が「お前は怠けている」「努力が足りない」と罵声を浴びせると。他人だけでなく、自分の中の人もか。
同様に「吃ってるのワカラナイ」ってのも本人にとっては怖い話に成り得る。特に例会で気をつけないとと。

自分は「まずはやってみよう」「最初から否定はしない」を是として30年近く行動してるけど、
上記の独身者への物言いであったり、まだまだ昭和な人間だと、アップデートしていかないと思った時間でした。


冒頭の話の蛇足だけど、
水道橋博士はある人の本を理解したくて女装してた時期があったのだけど、ストッキングが面倒でやめてしまったと。
刷り込まれた「男らしさ」「女らしさ」根が深いなと思いました。