吃音(どもり)ネタを貼ってくブログ

コミュニケーションは、話し手と聞き手、つまり「あなた」と「わたし」とで成り立っており、吃音はその障害です

札幌吃音勉強会(3/7)参加できた

吃音者宣言(1976年昭和51年)

 私たちは、長い間、どもりを隠し続けてきた。「どもりは悪いもの、劣ったもの」という社会通念の中で、どもりを嘆き、恐れ、人にどもりであることを知られたくない一心で口を開くことを避けてきた。


「どもりは努力すれば治るもの、治すべきもの」と考えられ、「どもらずに話したい」という、吃音者の切実な願いの中で、ある人は職を捨て、生活を犠牲にしてまでさまざまな治す試みを人生にかけた。


しかし、どもりを治そうとする努力は、古今東西の治療家・研究者・教育者などの協力にもかかわらず、充分にむくわれることはなかった。それどころか、自らのことばに嫌悪し、自らの存在への不信を生み、深い悩みの淵へと落ちこんで行った。また、いつか治るという期待と、どもりさえ治ればすべてが解決するという自分自身への甘えから、私たちは人生の出発(たびだち)を遅らせてきた。


私たちは知っている。どもりを治すことに執着するあまり悩みを深めている吃音者がいることを。その一方、どもりながら明るく前向きに生きている吃音者も多くいる事実を。


そして、言友会10年の活動の中からも、明るくよりよく生きる吃音者は育ってきた。


全国の仲間たち、どもりだからと自身をさげすむことはやめよう。どもりが治ってからの人生を夢見るより人としての責務を怠っている自分を恥じよう。そして、どもりだからと自分の可能性を閉ざしている硬い殻を打ち破ろう。


その第1歩として、私たちはまず自らが吃音者であることを、また、どもりを持ったままの生き方を確立することを、社会にも自らにも宣言することを決意した。


どもりで悩んできた私たちは、人に受け入れられないことのつらさを知っている。すべての人が尊敬され、個性と能力を発揮して生きることのできる社会の実現こそ私たちの願いである。そして、私たちはこれまでの苦しみを過去のものとして忘れ去ることなく、より良い社会を実現するために活かしていきたい。


吃音者宣言、それは、どもりながらもたくましく生き、すべての人びとと連帯していこうという私たち吃音者の叫びであり、願いであり、自らへの決意である。


私たちは今こそ、私たちが吃音者であることをここに宣言する。


全国言友会連絡協議会

先週、「札幌吃音勉強会」に行けた。
会場が北大だったため?初めて会う人も数名。
実質19時半開始の食事会終わりが22時半的な。
年長者として同じ国家資格をもつ者として偉そうな経験を語り。アカンねぇ。
サッカー少年(祝!合格)に20世紀のサポ話をしてもーた。流石に誰も判らない。(当たり前)

勉強会の中身は「これは書かないで」「私案として」が多かった。
断片的にというか自分の偏向たっぷりで雑感。数日経って心に残ってる、思い出した順番に。

改めて、2つの吃音団体。
北海道言友会で話を聞いてるからか(会員になってます)
ジオンと連合軍、銀河帝国自由惑星同盟みたいな。相容れない感じがとっても残念だ。

SHG(セルフヘルプグループ)としてと。
昔は支えて貰っていただけだったが、今は吃音持ちが医者になったり教師、研究者になったり言語聴覚士になる時代。これは画期的な事。
○構成
○リクエスト
○コミット

吃音者宣言は1976年昭和51年。社会構造の変化でやっぱ古臭い。
吃音は治せる、幼児だけでなく、大人も。その可能性がありそれを希望する人がいるならば。

その第1歩として、私たちはまず自らが吃音者であることを、また、どもりを持ったままの生き方を確立することを、社会にも自らにも宣言することを決意した。

この誤解を。

「環境調整」って?昔は「様子を見る」→どんなに弊害が!
一番多い声は「言語治療」「仲間作り」
誤解「言友会行っても吃音治らないんでしょう?」
→多彩な人材がいるSHGとして出来る事がきっとあるはず

「治療を求める」「良く生きる努力」対立するのか!いやしない!!

言友会に参加してる人ってどれが多い?
・社会生活OK
・何とかやれてる人(吃音持ちを隠している)
・重い吃音持ち。生活に困ってる
全言連は本当に吃音で困ってる人達の代表と言っていいのか?
「社会的支援」困ってる人は必要、何とかやれてる人は「隠したいから」そこまでしなくてもいい

リクエスト
・治したい
吃音の認知度の向上
・研究、治療
・支援
・差別禁止と合理的配慮

吃音は治らない?ここ数年で変化が!
・幼少時「リッカムプログラム」まだまだ発展途上、もっと精度が上がる余地が沢山
・大人でも広瀬式や喋らなくても訓練「メンタルリハーサル法」なんてのも
よくある質問 of 廣瀬カウンセリング教室
「2013年 第1回日本吃音・流暢性学会」の感想&雑記|あっくんのブログ

・SHGのメンバーに専門家が増えてるから検証、臨床、解明に期待
国内初!佐賀で!大人向け!3/23開催!
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世代を越えた支援→生きるための支援
本人、親、生まれてくる子供

数例の事例。
親の無理解、吃音への拒否反応が招いた悲劇と言うかそんなのばっか。
近くに、通ってる学校にことばの教室とかあるのにって。


コミット
コミットってどういう意味?
自分はコンピュータ用語でしか理解してなかったが

コミットとは、トランザクション(データベースにおける一連の更新処理)が全て正常に完結したという宣言のことである。

ではなく。
「約束する」「誓約」「確約」なんて意味らしく。ここでは「責任もって見守る」って意味なのかな

「私達に関わる事を私達抜きで決めないで下さい」成人も子供も。聞いて欲しい

「社会的支援の理解」
「職場で合理的配慮」←吃音を理解しているSTや医者は「診断書」でサポートできる

「障害者差別”解消”法」でなく「障害者差別”禁止”法」にしかたった


南先生のマイメッセージ。
facebookやMLにも同様なのあったけどtwitterにはないのでここには載せません。



質疑応答
言語聴覚士の資格を目指す学校、吃音絡み、ココでは15授業だが
言語聴覚士科 - 札幌医学技術福祉歯科専門学校
道内他の学校では4授業、道外地域ではもっとないかもとか

3歳時検診、昔は国だったが時が経つにつれて道、市町村に移管。
なので検査項目がバラバラ。対象に吃音がある自治体ない自治体がある。

支援も縦割り行政の弊害はある。

ハローワークジョブカフェ
理解ある相談員もいないこともないから、まずは言ってみるべし。