書籍「自分で試す 吃音の発声・発音練習帳」は吃音理解にとてもいいと思った。
著者は発声発音練習の有名な先生だそうです。独りよがりな本でないと思いました。
第一部は正直1人だと厳しいと思う。最初の腹式呼吸とか声帯の振動確認が出来れば出来るのかも。
俺は出来てるか出来てないかワカラン状態です。
第1部の発声・発音練習がメインだと思いますが、第2部吃音Q&Aがとてもいいと思いました。
吃音には残念ながらと言うか、確立されてない事が多く、色んな考えがあり、それでいいと私は思っています。
このQ&Aは「より実践的」と言うか、私は読んで「おおぉ~」となりました。
隠すかどうか悩む~って感じの人には正直に書くと現実的、だと思いました。
読んでて「自律神経系」ってのが凄く気になったので、自律神経を整える的な本が読みたくなりました。
発話って意味では小学生の時に気づいた「ゆっくり話す」「喜怒哀楽を抑えて落ち着いて」って考えになるのかな~と。
までも、それがその人の人格・本意ではない!って、より自分を出しやすい、リズムで早口で、随伴使ってもいいや~って、もう20年になりますが
もうアラフィフですし、今一度、落ち着いて話す方法を身に付けたいなと、椎野さんの話し方を目の当たりにして、思っています。
とにかく、電話で「株式会社」言いたいので色々試したいと思って。娘達にも。
見出しだけでもいい本だと思ってくれると思うので、ほぼほぼ書き出します。
はじめに
本書の使い方第1部 発声・発音練習
1準備
1-1全身の力を抜く
1-2体の一部の力を抜く
1-3呼吸を整える2発声練習
2-1声帯の振動を確認する
2-2声帯振動が続くのを確認する
2-3音読速度を調整する
2-4声帯振動の開始を確認する
2-5息継ぎに慣れる3発音練習
3-1母音
3-2半母音
3-3鼻音
3-4有声音と無声音
3-5その他の有声音
3-6無声音
3-7い段
3-8拗音
3-9促音
3-10苦手な音の特徴を把握する4苦手な場面の練習
4-1あいさつ
4-2氏名などの固有名詞を言う
4-3会話
4-4発言・発表
4-5飲食店での注文
4-6電話の受信
4-7電話の発信
4-8面接5発話時の感覚を高める練習
5-1大きな声を出す
5-2声をそっと出す(軟起声)
5-3間を長くとる6練習の継続と終了
第2部 吃音Q&A
○吃音は遺伝しますか?
○心理的な問題が原因で吃音になりますか?
○複式呼吸をすると話しやすくなりますか?
○吃音のある人はどれくらいいますか?
○予期不安への対処方法を教えてください
○吃音はなおさなければならないものですか?
○吃るとき、他人から変に思われないか気にしています
○ことばを置き換えない方がよいですか?
○吃音が出るときと、出ないときがあります
○ことばを先回りして言われたくありません
○授業中の発表に困っています
○面接で、吃音のこと話す方がよいですか?
○吃音のことをカミングアウトした方がよいですか?
○話す仕事に就くのは難しいですか?
○吃音が原因で不登校になり、家に引きこもっています
○吃音で笑われたとき、どうすればよいですか?
○親が家でできることは何かありますか?
○吃音のことを、先生にどのように伝えたらよいですか?
○吃音の言語治療はどのようなものですか?
○言語治療で吃音はなおりますか?おわりに
参考文献コラム
○自律神経系
○複式呼吸の仕組み
○話しことばの仕組み
○吃音について話してみましょう
○イメージ練習の効果
○ゆっくり話すことのメリット
○自分自身を大切にしよう
- 作者: 安田菜穂,吉澤健太郎
- 出版社/メーカー: 学苑社
- 発売日: 2018/03/09
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