吃音(どもり)ネタを貼ってくブログ

コミュニケーションは、話し手と聞き手、つまり「あなた」と「わたし」とで成り立っており、吃音はその障害です

「吃音のことがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版) 」感想

昨年このシリーズの「森田療法」を読んですごく判りやすくて、ココロの安定に繋がったのでここに「吃音」が加わるのは自分的には凄いことだと思ってて。
菊池先生ぶっちゃけたなぁ~と。堂々と「治らなくてもいい」と書いてあります
多分読みやすいと思うなぁ。

吃音のことがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)

吃音のことがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)

読んだ直後の俺のツイートコピペ

吃音の事、治る事に拘らず生きていくにはとってもいい本です。保育園幼稚園、自治体設置に未就学児用や教育委員会設置の学校内にある「ことばの教室」に常備してほしい。3歳時検診で吃音の疑いがある子の親にも渡してほしいな

2015年10月?までの吃音最新情報が網羅されてます。診断書的な書類があれば英検の発話で考慮されるトカね。

率直な感想は先生ぶっちゃけたなぁ~と。重度の人には受け入れがたいと思うけど俺位の「用心・練習すれば吃ったとしても何とかなる」位ならばとっても有用だと思う

保育士さんや学校の先生達には吃音持ちの大多数だと思われる層への指導や支援の指針になると思う。楽観視してる理解のない親に見せても響かないかも知れないが

中身的には「エビデンスに基づいた吃音支援入門」「吃音のリスクマネジメント:備えあれば憂いなし」と「最新情報」を図解で具体的に説明・提案している感じです。各地の言友会の例会でネタしてほしいです。

転換点は”ジョンソンの吃音立方体”の説明でしょうか。x軸-吃音の症状y軸-周囲の反応z軸-吃音がある人本人の反応。z軸が小さければ吃音の症状への困り感は少ないと。(そいえば氷山モデルはあったかな?)