吃音(どもり)ネタを貼ってくブログ

コミュニケーションは、話し手と聞き手、つまり「あなた」と「わたし」とで成り立っており、吃音はその障害です

この前の次女のケース会議のお話

この前、「ことばの教室」に通ってる次女のケース会議がありました。
「ケース会議」で検索するとネガディブな感じがして、残念に思う自分が残念と言うか。

次女は小1から本人の希望で「ことばの教室」に通っているのですが、学校側では一貫して「必要ないのでは?」な感じです。
でも昨年始めて難発で言えない事があり悔しくて?泣いた事があったようで。
今は落ち着いてて、自宅では結構吃ってるのだけど学校では吃らないように振る舞ってるらしく。
長女ではお願いしてた支援は全くお願いしてなく、先生達が気づいたら助け舟を出す感じで。
今回のケース会議での、こちらからのお願いは
次女は小6なので、来年中学で、中学は「ことばの教室」ないので進学時の情報の受け渡しのお願い、で
先生間と我々保護者と中学校のコーディネーターさんとの面談希望。位な感じ。
次女は部活の部長副部長は固辞するも、クラス3役とかは普通に受けてて。
長女や俺の小学校時代よりは交友関係順調な感じで安心な感じ。


で、なんで書いてるかと言うと、残念に思っている事があるから。
先生達の観察眼が「吃ったか・吃らなかった」かに終始していて。
多分俺が伝えきれてない、俺がまだ偏見がある、のだと思うけど。

「吃った吃らなかった」ではなく「(吃っても)言いたい事が言えているのか」に注目してほしい。

次女は「吃音でないように話す」を目指しているので、その考えを「吃ってもいいから言いたい事を言う」に変えさせたい。

今は環境に恵まれてるのもあり、「吃音でないようにしてて、言いたいことは言えてる」状態のようで静観してるのだけど。
女子は男子より改善率も高いし、発話から逃げてないのでこのまま「隠れ吃音?」に移行できるのかもだけど。

半年1回だけど毎回残念に思っていて、残念に思うのは学校ではなく、自分に。