”「キラキラ」-どもる子どもの物語”感想(ネタバレ含む)
- 作者: 堅田利明,伊藤由美
- 出版社/メーカー: 海風社
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
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amazonレビューにも書いたけど、
ルビがあるので小学生当事者が読むのも期待されてると思う。
学校図書に入れて下さい的な。
最初に妻が読んで「うちの事のよう」って。
ベットに無造作に置いといたからか、上の子が「読みたい」と。
昨日自分が読み終わったので渡した。
本的には薄いのでサラッと読めます。新幹線なら東京から名古屋までで読めちゃう?
でも内容は色々示唆あります。
作者さんは伊藤さんと対談してるのwebで読んだ事あるのでそういう感じです。
以下、ネタバレ含む感想です。畳んでみた。
主人公は小5の男の子。どもるけど発表とかはまぁできてる感じ。
幼稚園からの子もいて、今までの担任の配慮もあり、クラスメートは主人公がどもる事に別に違和感はなく。
でも転校生と新任の先生でクラスの雰囲気が変わって苦しくなり......ことばの教室の先生に相談して
自分で決めた皆の前でのお願い。これで自己肯定力が元に、それ以上に上がったのかな。
んで夢の話。自分の中での和解、そして受け入れ。
ことばの教室の先生の宿題「親へのインタビュー」はいい話だなぁと。
子供達にさせようかな。
「どもりが可哀想って思われるのが傷つく」
配慮されてる分、うちの子はそれもあるのかなぁ。
その感覚は自分にはわからない。
上の子で言うと
場面緘黙の具体的なのは小3の部活の発表の自分のセリフで急かされてから。
トラブル案件になった。
急かした子はうそをついて自己保身に走り、
その子が「上の子と遊ばないで」と周りに吹聴したのもあり、上の子は孤立させられた。
(数ヶ月後に別の親御さんから聞いた)
当時の担任にはうやむやにされたのだけど、
うそをついた子の反省、成長も考慮すると「うやむや」もワカランでもないと当時思った。
小4で担任が代わり、その担任がいると声がでなくなるようになり。
秋からことばの教室に通うようになり、担任とも和解と言うか今はその先生とも話しできるけど
日直とか、みんなの前で声を出す時は喋ろうとするけどパクパクするだけで声がでてこないと現担任は言ってる。
妻は聞いてるかもしれんけど自分は直接は聞けてないなぁ。
上の子が自分にどもりで言えてないって言えたらそれは乗り越えたと言うか
クラスの前でも言葉が出るようになるのかなぁ...