吃音(どもり)ネタを貼ってくブログ

コミュニケーションは、話し手と聞き手、つまり「あなた」と「わたし」とで成り立っており、吃音はその障害です

最近(2020年10月)の娘達の話

娘達。吹奏楽やってまして、9月はそれぞれの定期演奏会ありました。高校の方が延期なったので中学校と同じ日になってしまい(泣)。

長女(高2)が学校休む事が増えてきた。学校行っても部活は休む日も増えた。進歩と言うか、悪化と言うか。
微熱や頭痛らしく。バファリンは常備してるようだ。夜ふかしと言うより眠れないのかなぁとも。
ストレスが影響してそう。長女の高校は単位制で朝の朝礼終わると毎時間クラス移動して選択科目の授業を受ける。
で基本1人のようで、それが心地良い時もあれば居心地悪い時もあるらしい。ある選択科目の子達とは打ち解けてるようで。

俺も高校の時も(今もですが)友達ってそんなにいなく、学校行事の時間はバックレたなぁと。居場所が無くて。
自分は高2の時は結構無断欠席をした。単位ギリギリで進級したように思う。
うちは共働きだったので朝普通に家でて、30分潰せば自宅には誰もいなくなるので、母が帰ってくるまで家にいたり。
英語?国語?の時間バックレて、書ける範囲だと、近くの河川敷とか、本屋で立ち読み(マンガの世界を知ったのはこの時間)で時間つぶしてたと。
高1高3はバックレる事はほぼほぼ無くて。高2ってそういう時期かなぁと。
だから、長女が「学校行きたくない」と言ったら基本休ませる。
長女は行き帰りバス停まで家族送迎だし、ジジババ同居でこっそり自宅に戻るとかも出来ず、自分の世界はスマホの中だけなのかなぁとも。

先週、大学のオープンキャンパスに参加して。妻は費用等で、長女は意中のコースへ。
妻は模擬講義の途中まで教室後ろにいたのだけど、自己紹介はスマホで筆談で。
偶然参加者が大学の生徒さんも吹部・元吹部の方達ばかりで、それなりに有意義に過ごせたらしい。

コンビニ注文とか自己紹介ではスマホ筆談って事で危機感があるらしく、北海道言友会の中高生のサポートを受けている。
小学校のことばの教室のような。実際会うのは数ヶ月に1回なので先生のほうからLINEで毎週宿題渡されて、世間話をする時間がある。
本人は苦痛でその時間は2階に来るな(2階の自分の部屋でLINE通話してるので)と。

自分の高2、高3を振り返ると
高2の時は将来の展望も無く、無駄に時間を使っていたと言うか、立ち読みと音楽・FMラジオだったかなぁと。
高3で「進学しない・公務員目指す」宣言をした。進学校だったので学校からのプレッシャーは皆無になり、
授業中堂々と公務員試験の過去問したり、矯正箸使って箸の正しい持ち方やってたり好きな事やってた。
期末試験位真面目にやるかって気持ちになり真剣に勉強して「意外と頭良いのね」とクラスメートに褒められたりで
高3は結構良い期間だったように思う。結局公務員試験は受かったけど親には内緒で辞退して専門学校に行くのだが。
(更に書くと就職後、北海道大学に潜入する事が多く、大学進学しなかったの激しく後悔となる)

長女も高2でグダグダ考えて、高3では腹くくってくれるかなと思う。
吃音ってハンデでしか無いので、
真剣に発達障害系の障害者手帳取得出来る病院を探して、長女の就職の一助になればと思ってるのだけど、
長女が「しゃべれない自分」とどう向き合うか。今は見守ってる感じ。


次女(中2)は長女が切り開いた環境でずっと過ごしている。隠れ吃音(緊張する時は吃らない事が多いので、発表は得意)のようだし。
小学校時代は1クラスで6年間過ごし、中学の今でも半分は同じ小学校出身だし。
演奏会後に全国常連校(練習年間360日らしい)のOGから誘われたとか、この前のテストで学年4番だったとか、ちょっと調子乗ってる感じだけど。

演奏会終わって新役員を決める時、先輩達からは内内で「副部長」指名されてたのだけど、
顧問の先生がひっくり返して「在校生で立候補で決めろ」ってなり、次女は立候補しなかったので3役にはならなかった。
部長の子は立候補して先輩達の意図どおりになったのだけど。吃る恐怖>友情だったのではないかと。
次女はずっと優等生キャラなので、モロイと言うか、一人で立てないと言うか、長女と違い高校進学後ポキッと折れそうで凄くおっかない。

そんな感じです。
吃音で障害者手帳少なくも自宅から半径100K圏内には無さそう。札幌にもあるかどうか。不安障害とか違う切り口なのかな。
真剣に探してみたいと思う。