吃音(どもり)ネタを貼ってくブログ

コミュニケーションは、話し手と聞き手、つまり「あなた」と「わたし」とで成り立っており、吃音はその障害です

ワンダンス4巻&ワンダンスについて再び

昨年ワンダンス1巻2巻取り上げましたが、現在4巻出てます。

1巻2巻買ってから月刊アフタヌーンの最新号を立ち読みしてたのだけど、コロナで立ち読みできる書店が激減しまい、わざわざ時間作って遠出してましたが
web(コミックデイズ)で読めるのに気付き、今は最新話を購入(1話90円)してます。この方が手間も時間もかからん。
comic-days.com


ダンスが熱くなって、学校のダンス部からダンスバトルに移行し、色んなダンスが紹介されております。
アニメ化難しいだろな~実写化は出来そうな気がする。

自分が「ワンダンス」に惹かれる理由を的確に書いてあったコラムがあった。
pocket.shonenmagazine.com
抜粋。ぐっとくるトコだけでもこんなにある。
抜粋なのでこのまま読んでも繋がりません。

今回は珈琲先生の『ワンダンス』。
障がいをメインテーマに据えていないのに、障がい者のリアルが描かれたすごい漫画。


カボくんはそんな吃音を「溺れながら喋る感覚に近い、呼吸のタイミングを見失う」と表現しています。
カボくんが自分を押し殺したり、周囲の目線を気にしたりという傾向は、吃音による「喋るのが苦手」という意識から来ているのかもしれません。


こうした特徴によって自信を失ってしまうと、身体の不自由さ以上に自分が自分らしく生きていくための障壁となることもあります。
このあたりが『ワンダンス』はとてもリアルに描かれていました。


「できない自分が恥ずかしい」と恥ずかしい想いをする良い機会のひとつだとも思います。そしてここが分かれ道になるんじゃないか。


そんなカボくんにとって幸運だったのは、自分のそばに湾田さんがいてくれたこと。
そして、彼女が応援してくれたこと。


誰かに見せたくないところを相手に開示していくことで、相手が自分に興味を持ってくれる。
困ったときに助け舟を出してくれるんじゃないか。


未経験なダンスに挑戦し、吃音という特徴とともに自分自身のこれまでと向き合う。
カボくんが勇気を出して踏み出した一歩が、湾田さんとの絆になりました。

4巻ではなんと吃音カードが出てきます。
スマホの待受にするんだけど、ダンス大会の自己紹介で言葉が出ず、スマホもかカバンで
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ダンスが熱いから吃音ネタはフェードアウトすると思ってたのだけど、不意にぶち込んでくるのが毎回驚かせます。
それと小ネタ、吃音持ちは自然に共感できるのだけど、非吃音持ちさんは無理解、気づいてないのだろなってトコはそれなりにありで。

自分は、コサキン浦和レッズに出会い、吃っても笑われない環境で話してるうちに自己肯定力が上がるの実感したのだけど
カボ君も相方のワンダさんだけでなく、さらっと先輩に吃音カード見せたりしてカミングアウトできる位、自己肯定力が上がっていて。
凄く共感できる。
毎号楽しみです。







吃音持ちの若い子達、ワンダさんみたいな理解者は近くにいるかな。
高校まではいたけど、大学で地元も離れて理解者が見つからず?引きこもりって案件(保護者は号泣)も聞いたことがあり。
それでも踏み出せば、吃音に負けない、自分に負けないと不敵に笑えると思うのよね。恥ずかしさに打ち勝つ高揚感と言うか。
次女には今はいる。長女は今いるのかな。